内部研修会

研修・勉強会の報告

 令和4年4月16日(土)に、放課後等デイサービスHi-Nique!の社員で内部研修を実施しました。
 今回は、利用者支援の基本として、障害の理解や自閉スペクトラム症について再確認しました。普段、何気なく関わっていると、その利用者がどんな特性を持っているかつい忘れてしまいます。もちろん、個とみる場合、その外側(特性部分)ばかりに気を取られてしまうのも良くないことだとは思いますが、やはり利用者理解を促進するために、障害特性の把握は必要なことだと思われます。

 上記の理由で、障害の種類、そして現在関わることの多い知的障害について、さらに自閉スペクトラム症について、基本的なことを再確認した内部研修となりました。

 次に、事例検討をしました。一つは、突発的な行動が見られる利用者の対応で、もう一つは個別性が強いので今回は公開いたしませんが、非常に重要な対応を迫られるケースの検討でした。前者に関しては、危険な行為があった場合はそれは危ないことだと伝える(伝え方は固有のものになる)ことと、どうすればよかったか(より望ましい行動はどうだったか)を伝える必要があるという話になりました。

 「ダメ!」や「いけないよ」を声をかけること、または身体的な制止することは簡単なのですが、それでは良好な関係を築くことはできません。突発的な行動にはどんな理由があるか考えて、まずはその気持ちを受け止めて、そのあとより望ましい行動を伝えたいところです。

 基本的なところですが、そのことを確認することのできた研修となりました。